個人的には「志」という言葉が好きですね。名は体を表すといったように、私の名前は「仁志」と書きますが、「仁」という字は思いやりという意味があり、思いやりを持って人と接するという事を大切にしたいと思っています。それと共に、「志」をもっていなければいけないと思っています。私自身の名前の話ですが、実は仁志の「志」は後から付けさせていただいた字なんです。修業先から戻ったときに、思いやりだけではいけない、経営者になるためには大きなビジョンを持って前に進んでいくことが大切と思い「志」という字をつけさせていただき、前を見て走り続けています(笑)
社員の皆さんに対しては、会社の信条として「3信条」という3つの言葉を大切にしてもらっています。 1つ目は「新」。常に新しいことにチャレンジしていこう、生きていくためには変革が必要であるという思いです。また、初心を忘れることなく原点回帰した時に、そこからまた新たに前に進んでいこうということも含まれています。
2つ目は「心」。心が正しくなければ、行動も正しくならないということから、まずは心を正しくしようという思いです。
3つ目は「信」。信は万事の礎也、これを常に養い己の分を全うせよという古い商人の言葉があります。信用、信頼は全ての礎になる。大小問わず約束事を守って、自分のできる精一杯の行動をしなさいという思いです。
この3つの「しん」<新・心・信>という言葉を社員の皆さんには大切にして欲しいということで社内の「3信条」にさせていただいています。